9月20日 朝の気温 16℃
緊急事態宣言解除を受け、久しぶりに湯原へ行きました。
しばらく行かないうちに季節はすっかり秋の気配。朝は肌寒く長袖でなければやってられないくらいです。

川に日の光が入り切る前の時間帯。
弟がライズを見つけ、早速かけます。
上がってきたのは40㎝中盤と言ったところでしょうか。

バランスのいい魚体。いい顔してます。ライズしているところへ投げ込んだのは、10番のステュミレーター。何ともワイルドな釣りですが、何だか楽しそう。


日も上がってきて今度は私の番。
気温は29℃  朝はあんなに涼しかったのに…。
よく見ると張り出した木の下をゆっくり泳ぎながら、時折パクパク。
クリケットを入れるとゆっくり咥えてくれました。

尾びれ上部の欠損は、放流魚の名残。下部の欠損は、おそらく産卵の際の傷だと思います。
悲しかったのは、この魚の肛門から飛び出したもの。
始めはフンかと思っていましたが、どうも様子がおかしい。引っ張り出して見ると、クラブフライでした。きっと誰かのこのフライを咥え、ラインブレイク。その後、飲み込んだと思われます。何とも可哀想で、簡単に「デカい魚に切られた」なんて言っていた自分を思い出し反省しました。
そんな申し訳なさを癒してくれるのも鱒です。
帰り際にキャッチしたのは小型のブラウン。運がいいとごくたまに出会えるんですよね。



そうそう。さらに運が良かったのは弟の方。
ちゃっかり尺アマゴをキャッチしていました。それも34センチ。信じられない。

何だか忘れられない1日となりました。
秋が深まるにつれて今度はどのように変わっていくのか。次回の湯原が楽しみです。